チカチカするもの、大きい音がするもの、派手なもの、
なんかそういったものがあると本能的に目がいく
ドラムをやっていて気持ちいのも、
叩くと大きい音がでてたのしい、みたいなとこが大きい
人間的な内部が未発達な感じがしてなんだかお恥ずかしいのですが、
頭良くみえるようにとりつくろったって、結局はでっかい音するほうを、派手な色のなにかをみているのが人では?
なぜか怒っている
そして、ところで、わたしは結局花火大会がすきです
といっても数えるほどしか行ったことがない
でも何回かいったことある
意気揚々と、オーイ花火大会いこうゼヨ!と気安く誘える友人、もれなく300人ぐらい欲しい
こう見えてお祭りごととかイベントごとがすきです
世は日々イベントで溢れている、
スーパーのポイント2倍に始まり、物産展、催事、
週末のなんとかフェスタ、
まんまと踊らされる、
踊らされてることわかってるなら踊ればいいじゃない、
お財布の紐はゆるめないで
逸れました、
花火混むからいやだ、と断られたら素直に諦めるし、
はりきって色んな友人を誘い合わせて計画を練るのはちょっとめんどくさい程度のハンパお祭り女ではある
でも正直浴衣とか着るの超楽しくない?
なんだあの不便な布よ、大股で歩けないし、実際そこまで涼しくはない、
一回汗だくになったらクリーニングだすの?えーわかんない、でもちょうかわい〜
非日常を積極的に摂取していかないと、日常でしぬぞ、おい、こわいよー
花火大会、
行きも帰りも混むし、めちゃくちゃ暑いけど、
ばーーん、と大きい音と、チラチラ光る火薬を近くで見てると、
ア〜〜なんか全部どうでもいいっスワァ〜…という最高にバカな感想が頭を充満して、ボーっとしながらジーンとするんである、
大切なのはキレイな花火ではない、
あの暑さ、人の多さ、ダルさ、
気軽にトイレに行けない緊張感、
花火終わって余韻に浸ってると最寄の駅までまじでたどり着けない、
もう開き直ってこのへんで座って飲もうよ、
友達イラついてないかしらの緊張感、
でもどうでもいいや!お酒飲んじゃお、ちょっと高い屋台フーズかっちゃお、
そんなような不便さのプロセスがあるからこそ輝くよな、花火
ちがう!
これはもう花火の域を超えて、手の届くことのない青春のにおいだ
根強く寛解されない青春コンプレックスなのか?
そんな私の花火考察2018
もてぎたまや